アクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進の事故が無くなるかも・・・
アクセルとブレーキを踏み間違えて、急発進する事故が発生しています。
このような事故が無くなるかもしれない、夢のような装置ができたようです。
一般的に、AT車はアクセルペダルとブレーキペダルのツーペダル式ですよね。
日本の場合、右足のみでアクセとブレーキを踏み帰るのが一般的な操作方法になります。
単純にパニックになってアクセルをいっぱいに踏んでしまうミスもあるかもしれません。
その他に、右足を持ち上げずに、かかとを支点にして踏み替えようとしたときに、つま先がブレーキペダルに引っかかるというトラブルもあります。
だったら踏み間違いのないように「ペダルを1個にすれば・・・」
それが「ワンペダル」方式です。
でも、ブレーキペダルが無くなった訳ではないです。
操作方法は、加速時はアクセルを踏みますが、減速やブレーキは、アクセルを緩めるか離すかです。
上手にコントロールできれば、アクセルのみの操作で90パーセントはカバーできるそうです。
アクセルを緩めると強い回生ブレーキ(減速時の運動エネルギーでモーターを回して発電して充電する仕組み。)が発生し、一般的なマニュアル車のギアのシフトダウンのような強いエンジンブレーキが発生すると思ってください。
緊急時には、フットブレーキを使って停止することになります。
ややこしいのは、停止方法により、クリープ現象が発生する場合と、発生しない場合があるようです。
アクセルオフのみで停止した場合はクリープ現象が発生しないので、発進時にアクセルを少し踏む必要があります。
少々の上り坂でも逆行することなく、発進できるそうです。すばらしい!
フットブレーキで停止した場合は、ブレーキペダルを離すと同時にクリープ現象が発生し、ゆっくり発進します。
なんてすごい仕組みなんでしょ!
この方式が採用されているのは、日産の新型ノートと新型リーフです。
今後、他のメーカーも似たような装置を出すでしょうか?
楽しみですね!
by ワラビー